2010年12月 栃木の仁王像に着目!1
12月7・8・9日。栃木県のお寺を巡りました。リポートです。
日光の鬼怒川が現場だったので栃木の奥地を攻めます。
日光といえば東照宮、その敷地内にある輪王寺、それに中禅寺湖のほとりにある中禅寺が有名ですが、以前坂東三十三観音で訪れているのであえてそれ以外のルートで組み立てます。
とはいっても日光界隈だけでは仁王像があるお寺もそれほど無さげなので、まずはその手前の鹿沼から北上していくことにしました。
ひとつめは鹿沼の医王寺。天平時代の765年、勝道(しょうどう)上人によって開山されたお寺と言われています。この勝道さんという人は度々出てきます。先の輪王寺、中禅寺、また出流山満願寺も勝道さんの開山です。栃木じゃスゴイ人なんです。
さて医王寺は現在は真言宗のお寺です。めちゃカッコイイ仁王さんがいました。
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シシゾウもいました。東照宮にならって派手なシシゾウくんです。
地味なシシゾウもいました。
ふたつめは鹿沼の紫雲山
千手院。下野三十三観音の三十一番札所でもあり、千手山公園という公園の一角にあります。
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仁王さんは1731年江戸時代の作。でもおそらく近年塗り替え補修がされていると思われます。赤いです。
仁王門裏側には金ぴかの増長天と毘沙門天が邪鬼を踏みつけていました。
お堂の裏には小さな遊園地があって、水木一郎アニキの歌声がこだましていました。「ぜーっ!!」
みっつめは鹿沼北の少し山の上に行って古峯原金剛山
瑞峯寺。
いきなり巨大な不動明王がお出迎えです。
でました噂の勝道上人です。修験道の行者さんだったようですね。
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仁王さんはいかにも硬そうな石像。金剛杵でどつかれたらイタそうです。
天狗もいます!その他蔵王権現もいたりしてなかなか見所満載のお寺でした。
いよいよ鬼怒川へ移動です。
途中道すがら円光寺という天台宗の大きそうなお寺があったので寄ってみました。
シシゾウ発見。
さていよいよ鬼怒川です。
栃木である意味もっとも有名な仁王さんがここにいます。なにしろ栃木・仁王で検索をかけると真っ先に出てきます。
でも、お寺ではありません。はて、一体どんな仁王さんでしょうか。
続きます。
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